開運招福の天女神を祀る大摩利支天神社

■大摩利支天神社(下総宮)
 (「下総摩利支神社」とも)
〒274-0801
千葉県船橋市高野台3丁目2番 10号
 → 下総摩利支神社アクセス
TEL 050-3778-5069
回線に I P電話を使用しており、お電話が繋がりにくい場合、間を置いて幾度かおかけ直し頂けますと幸いです。
■御祈祷の事前申込制について
現在は、武蔵宮建替え後までの仮の宮所として大変小さい敷地であり、多人数は入れず、事前申込制としております。
■拝殿の一般参詣について
武蔵宮から拝殿を仮移設しますので、しばらくお待ち下さい。2024年2月現在、まだ参拝不可能となっております。
お電話でのお問合せは TEL.050-3778-5069
関東三大摩利支天画像
【平成編-ep67-】
■■■ 発端 ■■■
職場での同性(女性)からの不当行為が続いていた事例。
加害者は職場の男性にはいわゆる「ぶりっこ」の仕草で接して人気を取り、陰では気に入らない女性に対して「仕事」を沢山押し付けるほか、雰囲気的に男性社員も加害者に仕事を振らず、被害者向けに仕事を振るようになり、心身ともに壊し続けていた。
■■■ 武蔵宮(当時)に通い続けて ■■■
たまたま近くに住んでいたため、以前から武蔵摩利支天に時折参拝していた。職場で嫌な思いをしてからは、何か月も毎週末参拝、毎回1時間以上は熱心に拝んでいました。境内でたまたまある週末、清掃中の摩利支天神社の巫女と目が合い、相談を受けるきっかけに。
■■■ 当時の本人へのアドバイス ■■■
毎度のことですが、神頼みしても「あの世(神々の世界)」からすぐさま何か起こせることは滅多にありませんことと、自身でも行動を取るようにお話ししました。
当神社に伝わる戦国大名たちが用いた「敵陣懲罰おふだ」を(職場の)机でタテに置いて「いい加減にしろよ」と本人にその一言だけ男っぽく強く言うようにアドバイスしました。
本人は「いい加減にして下さい」と柔らかく伝えるのが精一杯だったそうですが。
でも、言えただけ頑張ったと思います。
■■■ 結末 ■■■
加害者は、対抗心をむきだしににして、更にエスカレートしました。言っても「ダメ」だったと思われた翌週、加害者の職場不倫が発覚。男性社員の妻が会社に乗り込んでくるなど修羅場に。人事部に呼び出された加害者は、そのあと荷物をまとめて去り退職。ちなみにその総合職の男性社員は、地方に左遷されました。加害者と一緒に率先して仕事を被害者に割り振っていた男性です。同期の出世レースからは脱落したことが社内でもちきりでしたと。
■■■ 科学的考察 ■■■
科学的に見れば、たまたまの加害者の社内不倫発覚。
心理学的に解釈すれば、「おふだ」を立てて「いい加減にして下さい。」と言われて、不気味に思ったのが加害者の焦りに繋がったため、加害者自身の私事が会社でもボロが出た結果と解せます。
■■■ ご利益と考えれば ■■■
いつもの通り、宮司自身が摩利支天ならば、実態を見に行き、悪い加害者を懲らしめます。
加害者自身に雷打たせるとか、いろいろと罰する方法はありますが、それだと社会的制裁は無いし、怪我が治って回復すればまた出社して悪さを続けるでしょう。なので、「退職」と「今後の中期的な心理的制裁」を及ぼすことが、当座の罰としてふさわしいと思います。もちろん、被害者本人に何も詫びすらしていませんから、引き続き、被害者の知らないところでその加害者は何か罰を受けることになると思います。
■■■ 当神社の都市伝説 ■■■
大摩利支天神社各宮の摩利支天様は全員「女性」です。
いわゆる「ぶりっこ」して、男に取り入る女性が大嫌いらしいという、信者様からの話はあとを絶ちません。男女問わず信者様で「ぶりっこ」から被害に遭ったというケースでは、ことごとくその加害者は淘汰されているようで、「お礼参拝」や「感謝奉納」でキリがないほどお聞きしました。
「女」を武器にズルいことを為すのは「人の道」に反します。まして職場でそのような行為をふりまくことは天女神には許せないという伝承は、理にかなったお話だと思います。
■■■ その後 ■■■
しばらくして、「お礼まいり」にいらしただけでなく、当神社で大祭のお手伝いをして下さいました。
ありがとうございました。
エピソード掲載のお申出を頂いたので掲載しています。

その後良いご縁に恵まれたとのこと。
ご結婚され、現在は2児の母となり、安穏にお暮しです。
今ではご家族で神社講の社殿清掃にご参加下さったり、ありがとうございます。
【平成編-ep68-】
■■■ 発端 ■■■
付き合ったこともない「特定の男性との結婚」を祈願し続けていたことが原因。
■■■ 武蔵宮(当時)に通い続けて ■■■
今では神社講に入ってくださっている女性ですが、武蔵摩利支天に毎週末参拝。宮司の祈祷を依頼し、持ち帰ったおふだに毎日自宅で祈願。熱心に「〇〇さんと結婚したい」と心の中で唱え続けていたとのこと。「結婚」はほどなくして叶いました。
■■■ 結末 ■■■
しかし、とんでもない遊び人の男であったことが、しばらくして発覚。あちこちに子どもは作っていたし、帰らない日もほとんど。結婚後も沢山の女性と関係を続けている男であった。結局離婚。
■■■ 科学的考察 ■■■
もちろん、お参り・祈願の直後にたまたま結婚が実現しただけと思われます。
■■■ ご利益と考えれば ■■■
摩利支天様には、信者様の熱意が伝わったのでしょう。その人と結婚したいという願いを聞き入れて下さったのではないでしょうか。当然のことながら、摩利支天様は初めから、これが「幸せな結婚にならない」と判っていたでしょう。それでも結婚したいという願いを聞き入れたのは、「相手の真実・現実を見せたうえで、納得した離別、更には思い残すことなくその先一生涯過ごせる」ようにするため、急いでその結婚を成就して、一日でも早く前へ進めるようアドバイスを含めた経過措置の一つだったと解釈されます。
■■■ 宮司からのアドバイス ■■■
武蔵摩利支天は「3本矢」を持っています。基本的には、悪人を捕縛するために所持していますが、縁結びの類の祈願をした場合は「相手の意中に突き刺して下さる」ことも可能と伝わります。
伝承では、武蔵摩利支天と仲良しの下総摩利支天と「恋敵又は結婚を邪魔する者」を消し、更に相模摩利支天と共にその相手との完全な「ほどけない程の縁結び」まで完了させるご利益があると伝わりますから、武蔵・相模摩利支天の場合、軽い気持ちの「恋愛成就祈願は厳禁」とされています。武蔵・相模摩利支天での縁結び関連の祈願は「結婚」まで到達してしまうので、願掛けする者は「本当にこの人と結婚するんだ」と心に決めるまで頼んではいけないという言い伝えです。

特定のお相手を指定しての「結婚祈願」は、本当にその相手と結婚して大丈夫かよく吟味してからお参りにいらっしゃることをお勧めします。せめてお付き合いして、良いなと思ってからの祈願でも遅くはないと思います。
■■■ その後 ■■■
エピソード掲載のお申出を頂いたので掲載しています。

その後もちろん良いご縁の結婚に到達されています。

毎年、神社講の各行事にご参加下さり、ありがとうございます。
【平成編-ep69-】
■■■ 発端 ■■■
ひたすら「結婚祈願」という願掛けをし続けていたことが原因。
■■■ 相模宮(当時)に通い続けて ■■■
結婚以前は近所な為、休日などは気軽に日頃から相模摩利支天に参拝。それ以外には、ほぼ毎夕の会社帰りに道路から一瞬だけ手を合わせ「誰でもよいからとにかく早く結婚したい」と一言だけ唱えていたとのこと。「結婚」はほどなくして出会いがあり叶いました。
■■■ 結末 ■■■
「何で結婚したんだろう」という結婚生活を送る事態に。
■■■ ご利益と考えれば ■■■
ひたすら「結婚祈願」という願掛けをし続けていたので、叶えてもらったのでしょう。
「結婚の意味する大切さ」を学ばせる為にも、願掛け通りの同じように「誰でもよいから結婚したい」という者同士を結びつけたと解釈するほか無いでしょう。
■■■ 宮司からのアドバイス ■■■
相模摩利支天は「針と糸」を持っています。基本的には、悪人の目や口を縫って何も出来ないよう懲らしめるための道具として持っていますが、祈願した「縁結びの糸を縫う」ことも可能と伝わります。
ひたすら「結婚祈願」という願掛けをするのはやめましょう。
「どういう結婚がしたいのか」をきちんと祈りの中に込めないと、「結婚」だけは叶って「幸せ」になれるかどうかは不明です。他の神社やお寺でもこれは同じです。但し、高望みの内容を盛り込みすぎる結婚祈願はこれまた叶わないですから、「分相応の祈願」をお勧めします。「分相応の分」は、ご自身で決めることです。他人にも聞かないのが基本です。
■■■ その後 ■■■
エピソード掲載のお申出を頂いたので掲載しています。

せっかくご結婚なさったご縁を活かして「ご縁の素晴らしさ」を知って頂きたいので、「家庭円満」の御祈祷をお受け頂くようお勧めし、ご本人たちも精一杯の努力をなさって、現在は充実した日々をお送りになられているとのことです。
毎年、神社講の各行事に、遠方から泊りがけでご参加下さり、ありがとうございます。
普段の家族でのDIY、また進捗をお聞かせ下さいませ。楽しみにしております。

今回「幸せ」に転じた成功の一番の秘訣は、ご夫婦の努力の成果だと思います。
もちろん、祈願やご利益を否定しているわけではありませんことを前提に付け加えますと、「祈願する本人自らの行動というのが、一番早い結果につながるということも多々ある」ことを、神社講員・教会ご信仰者様皆様へのもうひとつのアドバイスとして記し、各人の自信を持って行動する勇気に繋がればという意図を含めての記述です。


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